在宅医療とはなんでしょう?
訪問診療、往診の違いなどは?

分梅クリニックでは、在宅療養支援診療所として24時間体制で往診、訪問診療等の在宅医療を実施しています。
ここでは、在宅医療とは何か、往診や訪問診療の違いなどをご説明いたします。


訪問診療とは、医師がご自宅等に定期的に訪問して診察するものです。
通常、慢性疾患などで外来診療を受診している方は、定期的な受診をしていることがほとんどだと思います。しかし加齢や病状の進行などにより外来通院することが困難になってくることがございます。その際に、患者さんが病院へ行くのではなく、医師がご自宅等にお伺いして、定期的に診察を行うものです。

特に最近ではオンライン診療が認められており、情報通信機器を利用して診察することが可能となりましたが、訪問診療が必要な方については、例えば呼吸音を直接聞き、雑音がないかどうかなど判断していかないといけません。
そういった意味でも、訪問診療とオンライン診療との役割は異なっており、直接診察することが重要になってきます。

在宅療養支援診療所である分梅クリニックでは、通常の訪問診療だけでなく、夜間や休日も含め体調悪化などによる緊急時には、365日×24時間体制で対応いたします。
ご自宅での治療継続が難しい場合には、必要に応じて臨時往診や入院先の調整などを行います。

訪問診療 医師

自宅での定期的な診療である訪問診療を導入する利点をまとめてみました。

  • 住み慣れた自宅で療養: 厚生労働省の調査によれば、最期を迎える場所として、国民の約70%が「自宅」を希望しているとされています。在宅医療(訪問診療)は、患者が自宅で療養生活を送り、最期を過ごす事の出来る手段となります。
  • 通院の負担軽減: 高齢者や病気・障害を持つ人にとって、定期的な通院は負担が大きいものです。在宅医療では医師が患者の生活の場に出向くため、通院や待ち時間の負担がありません。また、薬局と連携している場合、薬は自宅に届けられます。
  • 外出による感染症のリスクを防止しながら療養できる: 新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、在宅医療(訪問診療)の重要性が高まっています。在宅医療では患者は外出することなく、継続的な医療を受けられるメリットがあります。

往診とは、患者さんが急変などにより通院できない場合に、患者さんの要請を受けて、医師がその都度、診療を行う事です。
突発的な病状悪化に対して、診察をおこなうもので、臨時の対応と考えてください。

当院では、訪問診療のご契約をいただいている方への往診は勿論ですが、ご契約のない方であっても、病状によって対応いたしますのでご相談ください。

また新型コロナウイルス感染症の診療では、コロナ陽性患者で自宅療養を行っている方やその濃厚接触者などにより、外出が困難な方についての往診も、必要に応じておこなっています。


訪問診療、往診などの在宅医療実施
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老人ホームなど施設への訪問診療、往診について

訪問診療や往診における「ご自宅」とは、患者さん自身のご自宅、ご家族の自宅、民間の有料老人ホーム、民間のサービス付き高齢者住宅、特別養護老人ホーム等が挙げられます。

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訪問診療の対象となる方、疾患について

訪問診療でお引き受けしている疾患、頭部外傷や頭部外傷後遺症、その他の脳血管疾患、認知症、神経難病、末期がん(緩和ケア等)、生活習慣病全般、心不全などの循環器疾患などがございます

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在宅医療における往診とは?

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